母と娘の親子逆転

登場人物
・母マヤ:27歳、身長180㎝、Fカップ ・娘サイ:3歳、身長80㎝ ・父イチロ:28歳、身長185㎝  マヤは絶世の美人である。生まれ持った美貌、トレーニングをしているわけではないのにモデル顔負けのスタイル。しかも、年を重ねるごとに劣化するどころか大人の色気を増して一層美人となっていくのだ。  マヤは娘と一緒にテレビを見ていた。時計の針が21時を指し、時報が部屋に響く。マヤはすっと立ち上がり、娘を抱える。 「サイ、もう寝る時間よ」 「えー! まだ眠くないもん!」 「夜更かしはだめ、大きくなれないわよ」 「大きく・・・・・・」  身長180cmの大きな母親を見上げて、サイは口をぎゅっと結ぶ。保育園に通うサイは、自分の母が他のお母さんよりも大きいということを知っていた。そして将来はそんな母と同じくらい大きくなりたいと思っていた。 「さあ、大きくなりたかったら、早く寝なさい」 「はーい」  よたよたと寝室に向かうサイ。3歳で80cmと、やや小柄な彼女をマヤは目を細くして見送る。そして、サイが寝室に入り、眠りについたのを確認して自分も寝室へと向かった。そこでは父のイチロがスマホをいじって暇つぶしをしていた。 「あなた、寝たわ」 「そうか。じゃあ・・・・・・しようか」  にやりと微笑みマヤはベッドに入る。キスから始まり、恥部をさらけ出して行為を始めた。最初は穏やかに、段々と激しさを増して両者の興奮はやがて最高潮に達し、雄たけびがベッドルームにこだました。  22時、トイレのために起きたサイは母の雄たけびを聞き、気になって寝室を覗いていた。寝ぼけ眼の彼女はその様子を夢の延長のように感じ、しばらく観察してから飽きてドアをそっと閉めた。  幼い彼女には早すぎる動物的な行為。しかし彼女はその後すぐにその行為の意味を知ることになる。それは、決してサイが性的に早熟とか、そういう意味ではない。彼女は相応の歳にそれを自然と知ることになるのだ――   「おはよー」  目をこすりながらサイがリビングに現れる。両親が気持ちの良い笑顔でサイに挨拶をした。サイはすでに昨日のことを忘れており、何も言わずに食卓についた。 「あなた、今日から出張なのよね」 「ああ、1ヶ月の長期だ」 「寂しいわ」 「悪い。でも仕事だから・・・・・・そろそろ行くよ」  イチロが立ち上がり、5cm背の低い妻を見下ろして、彼女の唇にキスをした。毎朝の光景、しかし今日のキスはいつもより長く、濃密である。サイはそんな2人のやり取りを見ていると、いても立ってもいられなくなった。 「・・・・・・ねえ、パパ、私も」 「え? サイにはまだ早いよ」  そう言ってポンポンと頭を叩く。その隣で口元に手を添えてふふっと微笑むマヤ。サイは頬を膨らませて、ニコニコと笑うマヤを睨んだ。  父を見送って、サイは食卓に戻る。サイの心は今、嫉妬の感情が靄を作っていた。大好きな父と仲良しの母への嫉妬、そして母のスタイルへの嫉妬。 「ああ、早く大きくなりたいなあ。お母さんよりも、もっと大きくなりたいなあ」  そう心の中で呟いてから、サイは手を合わせて虚空に向かって祈る。そのまましばらく、サイは心の中で一心不乱に祈っていた。数度身震いを覚えて、サイは祈りをやめる。 「何を、お祈りしていたの?」  母が食器を片付けながら、サイに尋ねる。サイはむっと口を結び、チャイルドシートから降りた。 「内緒!」  そう言ってサイは寝室へ小走りで向かう。娘の背中を目で追ってから、マヤは椅子に座って、サイがやっていたように祈り始める。 「子供を授かりますように」  マヤはじっと祈り続けた。祈りが届いたか、届いていないのかはわからなかったが、マヤはそうした。数度身震いを覚えて、マヤは祈りをやめる。 「・・・・・・よし、あの人が帰ってくるまでに、もっときれいな女になりましょう」  自分1人のリビングでマヤはそうつぶやいて、残りの家事を始めた。  翌日、イチロのいない寝室で、マヤは普段よりも快適に目を覚ました。ベッドから起き上がり、洗顔をして鏡を見ると昨日よりも目が大きく、また肌の張りが増したと彼女は思った。 「おはよー」  目をこすりながら洗面所に入ってきたサイ。マヤは笑顔で娘に挨拶をする。 「おはよう、サイ」  マヤはなんとなくサイの頭を撫でる。マヤはサイが昨日よりも大きくなったように感じた。 「サイ、ちょっと大きくなった?」 「ん? んー・・・・・・あ! 見て見て! 自分で蛇口触れる!」  サイは昨日まで、踏み台に乗らないと洗面器の蛇口をひねることができなかったが、今はそれなしで水を出し顔を洗うことができる。その変化にマヤは最初目を丸くしたが、すぐにただの成長期だろうと思い、娘の成長を祝福した。 「大きくなったのねー、よしよし」 「お母さんよりも大きくなるから!」  胸を張るサイ、マヤはにこっと微笑む。 「いっぱい食べて、大きくなりなさいね」 「言われなくても大きくなるもん!」  むっとしてサイは食卓に向かって、チャイルドシートではない普通の椅子に座って食事を取ろうとした。しかしいくら急成長したとはいえ、サイには食卓は高すぎた。 「ふふ、そう焦らないで、ゆっくり大きくなりなさい」 「むー!」  サイは母を睨みつけた。しかし心の内では、今の調子で成長すれば1週間もすれば母親くらいになるだろうと冷静に見積もっていた。そして、やがて母よりも大きくなった自分を想像しては笑顔になるのだった。 *  その次の日も、また次の日も2人の変化は続いた。1週間後には、サイは160cmにまで成長し、一方マヤは彼女の全盛期の頃のツヤツヤした肌を具えるようになった。特にサイの変化は著しく、胸もCカップあり、成人女性と比べても身長とスタイルが平均より少し良いくらいになっていたのだ。  サイの急成長と自分の若返りから、マヤは年齢を交換しているのではないかと予想した。つまり、マヤは日に日に若返り、その代わりサイは日に日に成長していくのではないかと考えたのだ。あまりに非現実的な予想ではあったが、いま彼女が直面している状況はそれほど奇怪なものであった。  そしてその仮説が正しければ、現在マヤは20歳、サイは10歳となる。しかし10歳にしてはあまりに発育が著しいと感じ、マヤはまた首を傾げた。  変化は続き、2日後には2人の身長とスタイルはほぼ互角になっていた。娘は、憧れていた母のスタイルを手に入れたと喜んだ。一方マヤは12歳の娘が、自分と同じくらいのスタイルになっているという現状に複雑な心境を抱いた。と同時に、仮説を認めれば現在18歳のマヤは、今後自分は子供体型になっていく。それを、マヤは恐ろしく思った。  そしてその予想は当たった。その翌日から母親は見た目が若々しくなるだけに留まらず、身長と胸が少しずつ小さくなり始めたのだ。代わりにサイの成長期はまだまだ続いており、マヤと並んでいた身長とスタイルをますます成熟させていくのだ。  サイは15歳となった、それはマヤが15歳となったことを意味する。同じ年の母娘、しかしサイは身長200㎝のIカップなのにたいしてマヤは身長165㎝のEカップとなっていた。マヤも、15歳にしてはスタイルはダイナマイト級であり、かわいらしい顔にその身体ということもあり十分すぎる容姿であるが、サイと並ばれるととても同じ年齢には見えない。  そして、マヤにとある異変が訪れ始めていた。彼女の記憶の問題だ。27歳までの記憶は確かにある、しかし今まで得てきた知識が15歳相当までしか思い出せなくなり、言動もやや子供っぽくなり、大人らしい余裕のある色気が失われていった。マヤは15歳のマヤなりにそのことに気が付き始めていたが、思春期らしく感情的にもがき、やがて塞ぎこむようになった。  一方サイにはマヤと逆の変化が起きていた。仕草が大人びて、子供らしい無邪気さはあるものの精神的な余裕と知識が増してきた。そのせいか、見た目だけでなく内面的にも、母よりも色気があり、年齢的には双子のような状態でもあたかも年の離れた姉妹のようであった。  その当然の帰結として、マヤは娘をお姉さんとして慕うようになり、逆にサイは母を子供としてかわいがるようになった。今の状況に異常を感じていながらも、大人が子供をかわいがる構図それ自体は自然な現象であり、ゆえに異常を異常と感じることは次第に困難となり、それはむしろ正常と化していった。  今では、サイはマヤを『マヤちゃん』と呼ぶようになった。 「マヤちゃん、あーんして」  食事の場で、サイは同い年の母を年の離れた娘のように扱う。マヤは、年相応にむっとして反抗した。 「1人で食べれるよ!」 「あ、ごめんねマヤちゃん・・・・・・」  母に怒られてすんとするサイ。寂しそうなサイを横目で見て、マヤも少しだけ寂しくなった。しかし素直に謝ることなく意地を張って、ぷいと横を向いた。  その後もサイの成長は加速度を付けて進んでいった。毎日10㎝ずつ大きくなり続け、精神面も年相応により大人びていった。そしてマヤは身体も心も幼くなっていき、相手が自分の娘だと理解していても大人の包容力を身に着けつつある娘に甘えるようになった。2人は益々年の離れた姉妹のようになっていったのだ。  サイが25歳に、マヤが5歳になった。サイは母性がさらに増していき、まるで我が子のようにマヤと遊ぶようになっていった。自分が元々3歳の子供で目の前にいる幼くなった母親の娘であることも理解している。しかし知識的にも精神的にも大人になった今の自分と対照的にドンドン肉体も精神も幼くなっていく母親を見ているうちに、彼女が自分を産み育ててくれたのだという実感が薄れていき、むしろ自分がマヤを産んだ母親なのではないかと思うようになった。  マヤもサイのことを時々お姉ちゃんと呼ぶようになっていた。最近では、幼児化が進むにつれてママと呼ぶことも増えた。 「ねえ、ママー・・・・・・あ」  回らない頭で、辛うじてママと呼ぶことが正しくないというのを理解する。しかし、なぜ正しくないのかはすでにわからない。  そんな、幼い母を見てサイは目を細めて優しく抱きしめる。 「もしもの時は私がママになってあげるから何も心配しなくていいのよ」  そう言ってサイは、マヤを胸に押し付けた。やわらかい脂肪がマヤを包み込み、マヤは気持ちよくなってすやすやと眠ってしまった。眠ったマヤを、サイはベッドに寝かせて上からそっと毛布を掛けて、トントンと叩きながら微笑を浮かべて母を見守っていた。 *  サイはとうとう27歳になった。言い換えると、マヤは3歳。2人の年齢が完全に入れ替わってしまった。しかしそのスタイルは、変化が訪れた当初とは大きく異なっている。サイは身長320㎝、Nカップ。マヤは身長70㎝と、小柄な3歳児だったかつてのサイよりもさらに小さな身体になっていた。  大人になったサイは、小さなマヤが自分の実の母親であることをよく理解していた。今の状況が倫理的に良くないことであり元の正常な関係に戻ろうと思ったこともある。しかし、マヤはすでに1人では生きていけない体である。そんな現状を顧みて、サイは自分がマヤの母親となり、幼くなった母親を我が子として育てる決心をした。 「よしよーし、マヤちゃん。お姉さんが誰か、わかるかなー?」 「ママはー、えーとー・・・・・・ママ! あれ、サイちゃん?」 「そう、私はサイちゃん」 「サイちゃんはね、私のお股から出てきたの」 「そうそう、よくできまちたねー」  にこっと笑うマヤ。そして、褒美をよこせと言わんばかりにサイの巨大な胸に抱き着き、頬ずりを始めた。サイはマヤをそっと抱きしめた。 「私が守るからね、お母さん・・・・・・」  サイも娘である。大きくなっても母に甘えたいと思うことはある。しかしその気持ちを抑えて『わが子』を大切にぎゅっと抱きしめた。    変化は続いた。マヤはやがて呂律が回らなくなりまともに話すこともできなくなり、徐々に歩けなくなり、ハイハイもできなくなった。そして、サイは、妊娠もしていないのに母乳が出るようになった。その母乳をマヤは本能で求め出し、サイはマヤの本能に微笑み授乳を始めた。  サイ、30歳。マヤ、0歳。ベビーベッドで眠る、目も空いていない赤ん坊を見つめながらサイは明日のことを考える。明日、この子はどうなるのだろうか。自分の子宮の中に還ってしまうのだろうか。そうなったら、何をしようか。そんなことを考えながら0歳児をあやしている間に、サイは眠ってしまった。  翌日、マヤはサイの子宮にいた。時々お腹を蹴り母体に刺激を与えていた。マヤはサイがいなくなってしまったことを寂しく思う反面、自分と一体になった小さなサイを愛おしく思った。  時間を経るごとに、サイはお腹を蹴ることもできなくなり、やがてマヤは受精卵となった。完全に自分の1部と化した母の存在を不思議に思っているとインターホンが鳴った。父のイチロが帰宅したのだ。 「悪い悪い、いやあスマホが壊れちゃって連絡できなかったんだ。寂しい思いをさせて悪かった。さあ、これからは思う存分・・・・・・」  イチロは口をぽかんと開けた。正座をしていても自分と同じくらい背の高い、大きな胸を抱えた女性がそこにいるのだから。 「あ、あなたは」 「パパ・・・・・・いえ、イチロさん。私はサイです」 「サイ? サイはもっと小さいぞ。それに、マヤはどこに行った」 「ママは、私の受精卵になりました」 「はあ?」  訳が分からないという表情で後ずさるイチロ。手には受話器が握られ、今にも警察に電話しようとしている。 「待って、証拠があるの」  サイはポケットから小さなスマホを取り出して、動画を見せた。可愛いわが子を撮影したものだ。日に日に幼くなっていく、しかし面影を残しているマヤの姿を見て、イチロは状況を受け入れた。  いけないことだと思いつつも、サイとイチロは最初から夫婦だったかのようにふるまった。男女が同じ屋根の下で過ごしているうちに、2人ともお互いが愛おしくてたまらなくなり、ある晩身体を重ね合わせた。マヤが、こうすることで母親が帰ってきてくれるような気がすると言ってイチロを誘った。しかしそんなものは口実に過ぎず、純粋にイチロへの好意からイチロを誘い、イチロも同じ理由でそれを受け入れたのだ。  31歳、身長360㎝、Rカップになった超絶スタイルと身長の美女であるサイ。彼女は父親よりも年上になったことで年上の女性としての色気も増して、初めてのSEXなのに『夫』の気持ちいいところを熟知した『妻』のようにリードした。それまでイチロはサイのことをあくまで娘と見ていたが、今回の一件で年上の妻として娘のことを受け入れていくようになった――  朝、イチロが出勤する前、サイは玄関で彼を抱きしめる 「あなた・・・・・・」  夫となったイチロを大きな身体で抱き寄せて谷間で包み込みながら濃厚なキスをする。それはあの日の両親のように、いやそれ以上の熱烈なキスを毎朝イチロとサイはする。 「行ってきます。続きは夜に」 「ええ、行ってらっしゃい」  とろんとした目で見送るサイと、見送られるイチロ。そして夜、食事を済ませた2人はシャワーを浴びた後行為へと移る。サイの柔らかく巨大な体と胸で包まれる感触はあたかも全身を膣に挿入したようだとイチロは思った。それがその後の現実となるとは知らずとも、イチロはそう思った。彼の四方八方にある柔らかな組織が性を刺激して小さなそれはやがて巨大な野獣へと変貌した。しかし暴れまわるそれをサイはすぐさま手懐けて、元の大人しい姿に戻しては再び刺激を受けて暴れまわるということを数度繰り返した。  そんな熱情的な夜を、サイとイチロは毎日のように繰り返していた。 * 翌年、サイは無事に娘をもうけた・・・・母親が望んでいた『新しい子供』がこの家庭に産まれ、妻のサイと父のイチロの愛情をたっぷり注がれた。その後もサイとイチロは対外的にも周囲から羨むような理想的な夫婦として、3人の長身娘をもつ超長身な母親としても有名になった。  娘たちは両親からの愛情を受けてすくすくと成長した。そして三女が思春期を迎えたころ、家の倉庫の奥の奥でアルバムがを見つけた。興味本位で中を開くとそこにはサイとマヤが入れ替わる前、イチロが出張に出る前の日に撮った家族写真が入っていた。 「なに、この写真・・・・・・」  彼女はそれを見て妙な感じを覚えた。父と、知らない女の子と、知らない女性が一緒に映っているのだから。父の若いころの友人であろうとは思ったものの、その写真を見ていると彼女は胸の奥が小さなとげでチクリと刺されたような不思議な感覚がするのだ。人生をゼロからやり直すことになった彼女は当然、当時のことは何一つとして覚えていない。しかし不思議なことに、この三女・・・・・・マヤは写真を見てその妙な感じを覚えたのだった。  今のマヤはサイの娘として産まれたため、サイにとてもよく似た女の子であり、写真にあるような昔の姿とは別人だ。またサイの方も、今の母の姿を思うとこの時の幼いサイが同じ人物だとは気づくことがなかった。  この写真について両親に尋ねれば胸の違和感も晴れるかもしれないとマヤは思った。しかしそうするとこの幸せな家庭が崩れるような気がしてマヤはアルバムをそっと元の場所へと戻した  今のマヤは身長が5mあり、、スタイルも12歳ということを考えると十分すぎるほどのものになっている。しかしそれでも姉と比べるとしょぼく見えてしまう。15歳と18歳の姉たちはそれぞれ10mと15mにもなり、スタイルもマヤとは比べ物にならない。  一方母親のサイはあれから18年の月日が流れたことで49歳になっていたが若さは全く衰えず、むしろ大人として生きていくうちに益々色気が増しているようだった、身長は500mを超えていたが、どういう訳か、サイたちの為に建てられた巨大な家に入ると50mにまで小さくなり一緒に過ごごすことができている。  そんな姉や母親に囲まれて育ったマヤはいつかきっと自分もそうなるのだと信じていた。そして同時に、そうなりたいと願っていた。マヤはその後も順調に成長していき、、15歳で20m、18歳で50m、20歳で350mになった。そしてその頃、次女は23歳で390m、長女は26歳で510mとなった。  姉妹の成長は徐々に成長も衰えてきたというのにサイは57歳にして5000kmにまで成長していた。家の中では5000mになるがそれでも圧倒的に大きい。  マヤは巨大な母を見上げて時々物思いにふける。いつまでも大きくなり続けるサイ、そんな母に追い付ける日は来るのだろうかと。実際サイはこの後もドンドン大きくなり続け、地球よりも大きくなり、銀河よりも大きくなり、観測可能な宇宙すらもサイにとっては小指の先に収まってしまうようなものとなった。  それでもサイの成長は止まらない。いつまでもいつまでも若々しく、どこまでもどこまでも成長が止まらないサイが理想の『母親』として宇宙に名を遺すのはまた未来の話である -FIN

創作メモ

ケンさんからいただいたリクエストです。ありがとうございました。